給与計算ソフトはどれを選べばよいのか?
ここでは給与計算ソフトを選ぶポイントと、主な給与計算ソフトの特徴を簡単にまとめてみました。ソフト選定の参考になれば幸いです。
ソフト選定のポイント
1.タイムレコーダーとの連携、振込データの出力
タイムレコーダーで出怠勤を管理する場合、そのデータを直接給与計算ソフトに取り込めれば転記ミスも防げ迅速に処理することが出来ます。
どのタイムレコーダーに対応しているかはソフトを選ぶ上での重要なポイントです。
また、インターネットバンクを利用して給与振込を行う場合は、振込データをソフトから出力できればとても簡単に振込みが出来ます。
両機能とも従業員が20名ぐらいを超えると是非とも必要な機能です。
安価・格安なソフトは、複雑な計算式に対応できない可能性があります。購入する前に、サポートセンターに対応の確認を取られる事をお勧めいたします。
3.登録社員数、支給項目、控除項目数?給与計算ソフトは登録可能な社員数、支給項目数、控除項目数に制限があります。
将来的な自社の規模、給与項目数に対応したソフトを選択する必要があります。
税率や社会保険料は頻繁に改定されます。手動で簡単に変更できるのか、それとも保守契約を結ばないと改定できないのかを確認する必要があります。
5.サポート体制、保守料金『給与支払いの直前や年末調整時に給与計算ソフトの操作がわからず給与支給が遅れてしまった』こんな事は絶対に許されません。サポート体制、サポート時間、費用を勘案し、自社の給与計算に合ったソフトを選択する必要があります。
主な中小企業向けの格安給与計算ソフトの比較
詳細は各給与計算ソフトのホームページ等よりご確認ください
- 給与らくだプロ5
- 連携×、振込データ×、独自計算式× 、社員数50人まで
料率手動変更○、体験版×
電話・メールサポート無料
標準価格:19,800円 - ミロクのかんたん!給与
- 連携×、振込データ×、独自計算○、社員50人まで
料率手動変更?、体験版○
標準価格:26,250円 - JDL IBEX給与Ⅱ
- 連携○、振込データ○、独自計算○、社員人300人まで
体験版○
標準価格:36,750円
唯一の欠点が年末調整ができない事。 - 給与じまん9
- 連携×、振込データ○、独自計算○、社員50人まで
料率手動変更○、体験版○
標準価格:41,790円、年間保守料:26,250円
- 給料王11
- 連携○、振込データ○、独自計算○、社員数10万人
料率手動変更○、体験版○、シフト管理・プロジェクト管理可
標準価格:42,000円、年間保守料:31,500円 - 弥生給与10
- 連携○、振込データ○、独自計算○、社員数100人(推奨)
料率手動変更○、体験版○
標準価格:84,000円、年間保守料:31,500円